Special Long Interview

◆ふたつの“ソロ”(二人のソロとWH2&M)
ソロのライヴは、今の僕の生き甲斐になってきたかもね。明日を感じる意味でも。

……圭右さんと二人での2014ツアーも終盤を迎えています。「ソロライヴ」は上田さん色が全開ですね!

上田:有り難い事に、未だにいろんな仕事をさせて頂いているけど、やはりソロ活動の醍醐味が一番だよね。
勿論チューリップ事はさておいての話だし、素敵な巡り合いから生まれた痛快ユニットを蔑ろにする気など微塵も無いけどね。
でも、自分らしさを、思いっきり表現出来る場はソロの他にはないからね。
歌う事を含め、ここに来るまでにかなり試行錯誤を要したし、それはこれからも続いて行くだろうけど、ソロライヴは今の僕の生き甲斐となって来たかもね。明日を感じる意味でも。

今、圭右と二人のパターンと、四人のユニット(WH2&M)があるけど、両方の関係が好展開をみせているんだ。

二人の場合は、圭右の強烈な個性弾きと柔軟なハモリに、魂背中合わせで沸騰させて行く、挑戦色濃いロックband志向。

WH2&Mは華麗なるアンサンブルユニットだから、歌以外のサウンド面では、圭右も僕も四分の一の解放位置を深く楽しんでいる。
要の、小泉信彦のピアノセンスは言うに及ばず、配色力もピカイチだよね。
ベースシストは居ないけど、チェロの橋本歩さんが繊細に大胆に、ベース的役割や和音やメロに器用に回ってくれるので、とても気持ちよく叩き歌えるし、ユニットに強力な色付けをしてくれている。

何だか音楽に永年携わって来た意味が、ここに来てはっきり見えて来た気がする。
ソロ活動における、ふたユニットとも、全く別の表現方法で道を切り開いていっている。
ある意味、WH2&Mのライバルが圭右と僕のユニットで、二人ユニットが負けられない相手が、WH2&Mだったりもする訳(笑)、なんだよね。

WH2&M


2014.11.07up
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◆上田雅利ソロLIVE Martinton 2014 ~When I'm Sixty-Four~
・09月27日(土)/千葉 柏・Studio WUU
・10月04日(土)/東京 吉祥寺・STAR PINE'S CAFE
・10月18日(土)/札幌 すすきの・BESSIE HALL
・10月25日(土)/広島 中区・LIVE JUKE
・11月01日(土)/仙台 青葉区・LIVE HOUSE enn 2nd
・11月08日(土)/名古屋 今池・TOKUZO
・11月15日(土)/大阪 心斎橋・OSAKA RUIDO
 出演:上田雅利/山本圭右

上田雅利 2014 SOLO TOUR
※バースディライヴツアー各公演の詳細はコチラから

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