Martintonの日々

消えた初任給
例年だと五月病が話題に上る時期ですが、今年は大不況に重なる新型インフルエンザと、やわな病をニュースにする余白などないようです。
話としてはかなりタイミングを逸した感はありますが、この不況下、今期採用の新社会人の初任給やボーナス話がテレビで報じられた時に繋がった、遠い日の危な情けな残念話を告白!

僕がT団の一員として社会と思われる場所に出た時(プロデビューの為上京した当時がそれに当たるかと思います)、世間で云われるところの初任給に該当するものなどはありませんでした。
無名のT団に営業となる仕事など殆ど無く、しばらくの間収入など見込めない団員の生活その他の面倒を、T団発掘会社はみなければなりません。

ひたすらプロモーション活動やリハーサルとレコーディングの日々、毎日の生活費はアドバンス(前払い金)の名の元、発掘会社から借りるシステムでした。運が無く、売り出しに結果が出なかった場合は、読み違いの先行投資と云う事で発掘仕損じた会社の損失扱いとなります。が、幸い優れたる!先読みに自信持つ人達の頑張りと団員のやる気と運が実を結び、世の中に認知されようになりました。

そして少しでも有効生産を生み出し始めると、今度は当然それまでにかかった諸々の経費回収の流れも生まれて来ます。
世の中には名前が浸透しだした存在でも、実は借財返還の日々だったりな訳です。
しかしそれもT団に携わった人達が熱く一丸となった結果、長期のリスナーの支持を得る事が出来、幾つかのヒット曲にも恵まれ、おかげで借財生活から生還出来た訳です。

さて、めでたくアドバンスから解放された頃が、実質的な初任給を手にした時期と言えます。
五月病もホームシックもかなり過去に通り過ぎた後でしたが。
覆っていたフタがやっと取れ、晴れ晴れとした気持ちで郷里に帰った時の話です。

父親には帽子と靴とジャケットを母親には洋服を、兄には一度着てもらいたかった皮ジャンを、そして既に他界していた祖父の分も祖母には喜んでもらえる物をプレゼントしようとの思いを胸に、当時としてはかなり大枚の紙幣を銀行から引き出しました。ショルダーバッグの奥に大切に仕舞い込み、はやる気持ちを押さえて、福岡へ。
故郷でのステージ、そして打ち上げを済ませてホテルへ。翌日の買い物をほろ酔いの頭でシュミレーションしながら就寝しました……。

しかし明け方近く何だか嫌な気配を感じて目が覚めました。……?
枕元横に寝る前に置いていたはずのバッグが見当たりません!!驚き急ぎ飛び起きて、部屋中をくまなく探しましたが結果は同じ★
えっ!部屋のドアはオートロックだし??っと扉に近づくと、大きな注意書きが目に入りました!何とオートロックなどではない事を知らされたのです★★★

酔いを纏っての入室だったので、気づかずに寝てしまっていたのです。その状況を知るや否や部屋を飛び出し!明け方のホテルの廊下を宿泊者の迷惑かえりみず走り回りました!
×▽◎△□×な爆走の後、哀れ僕のバッグは、二つ下のフロアーの階段途中に投げ捨てられているのを発見!勿論中身はもぬけの空でした………★

バッグを見つけたその足で、ホテルマンに事情を説明しましたが、何だか対応が鈍く面倒くさげで、又か!的雰囲気も漂っていました。以前にも似た事件が起きていた証しに思えました。悄げる気持ちに救いなどはなく、疲れ果てての脱力睡眠を挟んだ後、翌日の警察に微かな望みを繋ぎました。

半日をかけての長々の事情聴取と、指紋をいろんな書類にペタペタと擦り付けさせられ(犯人の指紋と区別する為ですが)何だか僕が犯人のような扱い方(落胆な角度から)に益々情けなく、行く宛のない怒りと残念を一人噛み締め袋小路三昧。
結果、犯人らしき指紋は発見出来ず終い。

なだめ諭すように、警察の人に「これは明らかにプロの仕業!物色中に目覚めなくて幸い、ひとつ間違えば命の危険もあったはずです!」と重ねて脅された後、「あなたの盗まれた額が大きかったので、他の部屋の人達が事件に巻き込まれずに済んだかも知れませんよ〜」と、少しお門違いな慰めを頂き、脱力感は蜷局を巻くばかりでした★

一人前になった証をプレゼントするはずが、
情けなくも、母親にお金を借りる羽目に♪
思いも寄らぬ借財生活へしばし逆戻りの一幕★
貴重なる経験!つくづく痛み入った次第★
勿論その後、ホテルの部屋の鍵の始末は万全!
オートロックの強く素早いバネの返しを考慮出来ず、2・3回寝巻き姿で閉め出された以外は♪
 おしまい!


まさとし
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懐かしの響き☆ギンブラ
訳あって銀座で時間を潰さねばいけなくなり、しめた思いでギンブラ敢行♪
新たに銀座の顔に加わった辺りを、一人うなずき見て回った後。
軽めのランチと原稿の皿を空にして、東銀座へ向かいました。

平日の月曜昼間とはとても思えない凄い人出の隙間から、名残惜しき歌舞伎座を携帯に収めていると、地下鉄の入口近くでこのイカした歴史120年の器を画いている人影を発見!
昔ある時期よく通ったレコーディングスタジオ(前期楽団退団前のラストシングル 虹とスニーカーの頃やTONYのアルバム制作のあたりです。虹スニのジャケット写真もそこのロビーでした。当日ソニープラザで購入したてのTシャツを着て撮影に臨みましたっけ〜!!)が近くにあった記憶も不意に重なり、応援する気持ちが満ちて来て「素敵な作品に!」と心で一礼した私。でも残念な事に一度も館内には足を踏み入れた経験がないんです。

その後 四丁目を目指していると好みなラインの不思議な形のビルに遭遇☆


まさとし
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ヤマサキの夕日
生家の近く、今は亡き母校 御供所小学校の通学路途中、聖福寺の塀の隣、その不思議さが憧れの物静かな同い年の少女が敷地内に住んでいた 幻住庵(4月8日の花祭の時に甘茶を頂きに中に入るのが楽しみでした!小学校に隣接しているお寺なので、滅多に見れない校舎の別角度が面白くて!…前置き長し!)の更に右斜め前に、昔[ヤマサキ]と子供達が呼ぶ人気の遊び場がありました。

入口の木製の門は暗くなるまではいつも開けられていて、学校終わりの子供達が集うには絶好の場所でした。
☆博多事に物知りな兄♪に聞きくところによると、
そこは虚無僧さん達の修行場[一朝軒]を有する普門宗の西光寺の境内だと云う事、どうしてヤマサキと呼ばれていたかは不明ですが、今もその場所は健在。ただし、門は必要時以外は閉ざされており、子供達が出入りする所ではなくなっています。

あの頃、昼下がりから夕方にかけて近所の子供が沢山集まり、ゴム跳び・缶蹴り・独楽遊び・鬼ごっこや三角野球に声をあげていました。
私のヤマサキでの記憶は穏やかで淡い残像ばかりではなく、時として遊びの種類によってはその輪にも参加する事も叶わず、ただその場に混ざるだけ、ゲームには関係のない立場に置かれる事も度々ありました。仕方なくも解せない生まれながらの視界と共に暮らしていた訳です。

がしかし!ある時、アメリカから突如飛来した大ブームが僕のポジションをスイッチしてくれたのです☆
『フラフープ』が子供達の遊びのメインに短い間でしたが、しっかり居座りました♪
視力に頼らない遊び、どちらかと言えば努力が有効な個人技。(その意味では縄跳びもそうですが、歴史ある個人技のハードルは高すぎました。)
その魅力に、いち早く目覚め!燃えて練習したおかげで、習得も他の子達より一足早かった私☆
一躍遊びサークルのセンターに躍進を果たし、周りのみんなの私に対する見方がなんとなく変わって来たのを嬉しく感じたものです。
が、首で回したり、二つの輪を腰で一緒に回したり、左右の手と片方の足先で輪を三つ同時に回す程度、後に続々と名手が現れて来て荒技を披露し始め、次第に存在感は薄れては行きました。でも何故か僕のポジションはそこに残ってくれたのです!
スーパーやトイザラスや海辺のコンビニ?等で時折フラフープを見かける度、みんなの視線に囲まれ、夕日の中でフープをフラする感覚が☆

そしてヤマサキの門を出て右に突き当たり、幻住庵の正門前、聖福寺の塀の所に出ていた、いつも朗らかな、ほおかぶりのおばちゃんのタコ焼き屋台☆
爪先立ちで、焼きたてではなく、鉄板の丸いほら穴の中でカチンカチンになっている奴を指差し、好んで食べていたあの香ばしい生地の味が、セットになって蘇ります♪


まさとし
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ゴホンと言えばインフルエンザ♪
吹き荒れる新型インフルエンザの恐怖の波紋!
つり革で揺られるバス中、油断な呼吸からの唾液の気管支への侵入〔加齢なる技〕を許し、いわゆる変な所に入っての咳を誘発してしまった訳ですが、なかなか止まないのです。
「ゴホン!ゴホン!」の連発に周りの乗客に少しずつ遠巻きにされて行った可哀想な私。
「罪の無い!菌の居ない咳なんですよ〜!」と心の中で何度も叫んでいました♪


まさとし
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リュックは背負わない!
いつからリュックサックと呼ばなくなったのでしょう?
ゴールデンウィークの電車の中、荷物で膨れた大きなバッグを背負ったままで、メタボ体型も荷担して人一倍の直径幅を取って周りの人に厄介をかけている男性を見かけました。

しかし彼に批判を浴びせられない私の、頂けない少し怖い思い出話をひとつ。
遡ること十数年前、連夜のレコーディング等の疲れが嵩み、半分魂不在状態で、バッグを背負ったままボーッと地下鉄の座席に座っていました。
気が付くと目的地だったので、慌てて降りようと席を立ち上がった時です!僕の臀部に鈍痛が走りました。振り返ると、いわゆる怖いお兄さん風の人が真っ赤な顔で僕に怒りをぶつけているのです。一瞬??でしたが、間もなく僕の背負ったバッグが、席を立つ時に彼の顔を直撃していたと判明!臀部の痛みは怒りの鉄拳が炸裂した証だったようです。

一方的にこちらに非がある訳で誠心誠意謝りましたが、彼の怒りは収まりません!このままでは鉄拳制裁に移行しそうな雲行きの時に、起死回生の乾いた音が降りたホームに響きました。頭を下げ謝っている僕のバッグの中から、その時携帯していたドラムスティックが二本!床に転げ落ちたのです。

こんなデリケート場面ではとてもイケない刺激を与えたと思い、直ぐに拾い上げバッグに納めましたが、不思議な言葉が彼の口から一言「なんだ!オイラはドラマーか!…気をつけろ〜っ」と言って何故かそのまま立ち去って行きました。
それ以来、電車内でバッグを背負う事はなくなり、胸元に抱え込むようになりました。お尻は少し痛かったですが、良い教訓となった訳です♪ 成長♪

写真は昨夜の夕食、近頃の十六穀米はとても美味しいです☆


まさとし
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千葉の五重塔
下総中山の大本山法華経寺に、厄除け祈願に詣りました。


まさとし
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打てば応える
仙台のLIVE house名門『enn』
ご来場の方々の暖かい☆優しい☆空気に包まれて、素敵な時間に恵まれる事が出来ました☆会場へ足を運んで頂いた皆さんありがとうございます!またお会いしましょう。必ず!

さて前日のお話です。
みどり鮮やかな公園近くのスタジオ、日課としている、ピアノで云うところのハノンに相当する私流のトレーニングをしていました。
メトロノームを相棒にあらゆるパターンを強弱で積み上げて行く練習です。

フェザーヒットの組み合わせに移り、陶芸な指先で転がしていると、下のスタジオから凄い音量のドラムが、僕のフェザーエリアに介入して来ました。そのラウド気味な音の響きに、ここのスタジオ全体がおおらかな防音状況だと悟り少し気にはなりましたが、次の私のブロックはドカドカ形だったので、いつも通りにひとしきり叩きまくりました。そしてメトロノームのテンポをひとつ上げる為に一息ついていると、下のスタジオからどこかで聞いたようなリズムパターンが聞こえて来ました♪

そう!今し方私が叩いていたものと類似したものを下のドラマーが叩いているみたいなのです。まさかと思いつつ次のパターンを僕が叩き終わると、またしても近いモノを鳴らしはじめたのです?念の為かなり変則個性的なパターンも試してみましたが、多少苦戦気味ながらもやはりそのようです♪

彼は上と下のスタジオでのドラムバトル?を挑んで?来ているようなのです♪私もしばらく面白半分に相手をしていましたが、いつまでも彼にお付き合いする訳にもいかないので、自分の練習に戻りました。が一人ドラムバトルを彼は続けていたように思われました。「ご苦労さん!!」
仙台での楽しい思い出をひとつ増やしてもらった訳です。


まさとし
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みどりの効用☆
この季節の仙台はひょっとして初めてかも??
一汗後の、みどりが♪一段と心地良く身体に染みます☆


まさとし
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