Martintonの日々

テレビから流れ出すカーペンターズ♪[ちょいとハリガネ麺話です。]
おそらく近頃の現象とは思いますが。
演奏やコーラスのレパートリーとして取り込んで気付いたせいで、テレビを点けていると、カーペンターズの曲関連の多さに改めて驚いてしまいます。
ある意味不滅のビートルズ関連曲と双璧な勢いです♪

不幸にも若くして天国へ旅立ったカレンカーペンターは、不世出な素晴らしいヴォーカリストとしての認知度は高いですが、それと共に、新たなサウンドを切り開き時代を牽引した優れたドラマーでもありました。

今まで好んで、或いは良きBGMとして流し聞くだけの時には気付けなかった、レコーディング時のカレンの気持ちの在り方や、息遣いを、演奏をコピーする機会を得て感じ取れる時間が持てました。

彼女のみならず、他のドラマーの場合でも、真剣懸命なるコピーを通じると、その人のレコーディング時の心中が透けて見えて来る事がよくあります。

だからと言って用意周到にリハーサルで積み上げられ、固められた作品や、スーパーなスタジオミュージシャンの卓越した音には、その心理の内側を推し量れないプロテクターを有するモノもありますが。

カレンのドラミングを分析する以前は、その抜きん出たポップスセンス溢れる音色やフレージングは、レコーディング前の準備段階でほぼ決定をみて叩いているものと考えていました。勿論決定進行もあったでしょう。

ところが彼女のフレーズやリズムパターンに曲によりですが時折、迷いの手先・指先の圧力が内在している事が感じられるのです。

本当は赴くままに思いっきり行きたい所を、自分のボーカルを際立たせる事を考慮しての、丹田に力を戻しての抑えし音が読み取れたりするのです。(分かり難くて恐縮です)
また、ノーマル展開に流されそうな心の動揺からの次の一手?をも聞き取れたりと。
現存していた音楽との闘いの中、新たなカーペンターズの音世界構築への苦悩も読みとれたりする訳です。

元来ナチュラルで上手なドラマーであるところをラスベガスのステージで目撃しているだけに、なかなか興味深いものがありました。

この所の私周りのカーペンターズ・ビートルズ絡みのイベントの流れに乗じてさらに話を進めさせて頂きます。

ソロになってのジョンレノンのセッションドラマーと、ポールマッカートニーのバンド(ウイングス)の歴代ドラマー達の録音時の演奏心理にもかなりの隔たりを感じます。

徹底したシンプルさをあえて求めるジョンのレコーディングに触れ、それに応えるべく著名なドラマー達の葛藤が聴き取れます。
大河なる流れにはしっかりと応え、ジョンの気の支配が比較的届きにくい、曲構成の足を引っ張る事のない物影な箇所での、彼らなりの発散「オレはここにいる!」的声が聞こえて来たりもするのです。。
また、そんな部分がコピーを完結させるのに必然、大きな壁ともなったりもする訳です。

ポールの場合は、アレンジ上の複数指定難所をクリアーすれば、後はアーティストの感性に思いっきり委ねた形でのレコーディングも多く、モノによっては少し別領域を感じてしまう箇所も、ポールの思惑外?の味付けとなる場合もありそうで、でもそんな事を是認してしまう(無論超推測の域)ポールの守備範囲の広さ強さが、曲の素敵さを増すのに貢献している気がするのです。

カレンの話に戻します。
「ドラムを叩くのが一番好き!ずっと叩く側に居たい」と語っていたとも言われる彼女。
レコーディングではもっとドラムに専念したかったかも知れない?超売れっ子のスーパーボーカリスト☆カレンカーペンターのレコーディングにおける多少の憂鬱に触れ感じれて♪
私如きに者に、身近なる敬愛心が芽生えて来たのが、何だか不思議と云えば不思議な訳です。

ちなみに遥か彼方から、私が世の中に叩き出してた演奏記録。
忘却故のコピーが必要な時が時折訪れます。
音を読み進んで行くと次第に当時のスタジオの様子が、映像付きで広がって来ます。
その時のメンバー間のやり取りの言葉や自分の心の居場所が蘇って来る事もありで、音の中に沢山の思い出を織り込んで録音している事がよく分かります。
そんなところが、見えない所でその曲の魅力に加担しているんだろう!なんて思いもあぶり出されて来て今更の面白みな訳です。
〜長々失礼しました。〜


まさとし
2009_11月 : comments (1) : trackback (x)
コメント
各ドラマーの心中が透けて見えるという話、
ひじょうに興味深くて、繰り返し読んでしまいました。
カレンさんはもっとドラムに専念したかったのかも…と思うのは自分も同感です。
3angle : URL : : 16/Dec.2014 [Tue] 0:14 : 18z6nKnY
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