Martintonの日々

★牛丼王子☆
すこし遅めなスタジオの前に、夕食がてらチェーン店で牛丼と野菜のセットを食べる事にしました。

しかし、この手の店の食券売機はやたらメニューが多くて苦手です。
後ろに人が並ぶと焦ります。
食べる物は決まっていても、切手サイズの絵と名称と価格とサイズがごちゃごちゃに同居して居並ぶメニューに目・手こずり★目的の場所へたどり着くにはひと苦労です★

今夜も食券を求める人達が一瞬途絶えるまで、券売機から距離を置いて待ち、誰もいなくなったのを見計らって、すぐさま券売機を独占、人差し指先確認ツアーを行いました。
そして背後に人の気配を感じる前にどうにか、目当てのボタンを探り当てて無事食券を購入♪
たかだかこんな事で安堵感さえも得てしまう始末、困ったものです♪

さて店内に入り食券を出すと、先ずは野菜サラダが出てきました。
黒酢のドレッシングを程よく彩り終わると、今度は味噌汁と丁寧に殻入れ付き容器皿二枚の上に鎮座した、生卵が運ばれ、そして芳しい牛丼です。
卵の殻を割り斜めに容器を傾けてかき混ぜ始めたあたりで、店内に冷えた外気が流れ込んで、顔を上げずとも新規の客の入店を感じました。「いらっしゃいませ!」の前に。
香りの刺激で思いの外増した食欲の指示のもと、卵をまぶした牛丼やサラダに箸を滑らせていると、なんだか妙な空気が漂い出したのに気付きました。
出どころを確かめると、先程入店した金髪の若者(かなりルックスが整った、…面風)が発信元でした。
そう!この人が牛丼王子☆
彼は入店後直ぐに、当たり前のように五千円札を少し当惑する店員に手渡していたみたいです。
そして口頭での注文を行い始めたのです。
精算伝票を使わない食券システムがこのチェーン系の方式です。
マニュアルには無い対応を迫られ、店員の仄かに緊張が感じられました。(しかし他のチェーンでは口頭注文の方が主流かと思います。但し食後の伝票払いのはずですが。)
彼は券売機が存在しないかのような、「牛丼汁だく並!」との、声が狭い店内に響きます(吉牛では当たり前ですが♪)。
そして牛丼が出てくると、左手側におつりの小銭や札をガチャガチャと寄せ広げて?食べ始めると思いきや「あっ忘れてた卵!」の雄叫びです。
そしてしばらくすると、今度は突然「サラダくださーい!」とガチャガチャ村から追加分を支払等、我が物やりたい放題。

??気付けばなんて事はない、僕が頑張って手に入れた食券のセットと同じ内容の物を、彼は口頭で目の前に整列させてしまった訳なのです。
店員さんの「それではお得な野菜セット料金に致しましょう!」の優しく丁寧な声に「ああそうだねー!」なる気高き?反応?
その落ち着き払った、常人の理解を超える態度は、まさしく牛丼王子そのものでした(品格欠如なる♪)☆

券売機に四苦八苦する平民を余所に、こんな大胆な態度は恐れ多くて、真似る事など出来ません・やりません♪

街角にまだまだいそうな、横行奇族の存在を身じかに感じた一幕♪


まさとし
2010_9月 : comments (3) : trackback (x)
打てば響く仄かなキズの住処
折角、腰痛との講和条約を結んだばかりなのに、いわれ無き(原因が特定出来ず!?)表手首と甲から始まった謎の微痛?

冷え予防の睡眠時手袋を作り、鍼や超音波治療の甲斐あって日々少しずつ撤退はすれど、未だ陣地を親指根元に構えて抗戦の姿勢★
本日もドラムに向った折、手探りで痛みの出没を待ち、奇襲をかけて来る相手に焦らず怒らず、優しく対話しつつ落としどころ?の模索中♪
☆楽しみ迫る☆バラエティーな土曜日吉祥寺まであと、残すところ3日間の猶予♪
はてさて調印式を迎える事が可能なのか否か?!


まさとし
2010_9月 : comments (1) : trackback (x)
10月2日は吉祥寺スターパインズカフェへおこし下さい!
僕がこの世に移り住んだのが1950年10月2日☆
いつの間にか、このキャラクターでの三回目の成人式が迫っています。
今度の土曜☆
誕生日当日の午後5時半♪
吉祥寺のスターパインズカフェでバースデーライヴを行います!
ソロツアーの相棒であり“ピカデリーサーカス”の仲間であり“系図狩”のメンバーの山本圭右をはじめ、“RV−9”の伊豆田洋之(ピカデリー・系図狩)・太田シノブ(キャッシュ)・杉原英樹(キャッシュ)
そして、一夜の夢を抜け出して☆ユニット“鎌倉の微風”から小泉信彦・橋本歩 各氏が多忙を退けてゲスト出演してくれます。

あらゆるタイプのワタシをお見せ出来る一生に一度のお祭りです♪
御期待下さい!
是非ともお見逃し無きようスケジュール調整を♪




レインマン。

スタジオからの帰り道。
既に11月?を思わす冷たい秋雨の中の暗がりを、信じられない薄着!
ずぶ濡れてしたたる半袖Tシャツから伸びる両の手の握り拳を懸命に振り、視線は斜め前方に落とし黙々と足元を踏み固めるような走り。
水たまりの跳ねも気にせず靴はグショグショ、しかるに決して速くないその走りと、雨が染み重そうな黒いリュックそして鈍く光る帽子。
彼の強者とは思えないからこその、哀れを誘う走りに、横を通る自動車は一様にスピードを緩めて過ぎて行きます。
不健康を呼び込むであろうこんな夜に、何故に走るのかと、誰もが首を傾げるその姿に、不気味さ募るサングラス!
そう!きっとそんな感じに映った今夜のレインマンがワタシです♪〜♪

口先だけで、二つのスタジオを渡り歩いただけの1日を、それなりに精算する為の行いでした。

大したこともない降り、しかも何となく止みそうな気配の夜空を見上げた後、傘をスタジオに預け、纏わりつくであろう上着をリュックにしまい込み普段通り駆け出してみたら、とんだ大雨ずぶ濡れ走りとなってしまったのです。
今更傘は無いしリタイヤを選択出来ず、しかも迫り来る土曜日還暦イベントがよぎり、致し方なく出来得る限り身体を冷やさぬよう、終始緊張の全身頑張り走りに徹した結果の、姿だった訳です♪
よって帰宅後は幸せなる身体ポカポカ状態にてお風呂に直行☆
―終わり―


まさとし
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朝陽と風の椅子
海辺で使うデッキチェアーを再び引っ張り出して、夏の寝具のまま(竹敷布は仕舞ってます!)で冷やされた哀れな身体を蘇らせるために一役与えてみました。

葛根湯のあと朝食を済ませ、暖かな陽射しのベランダへ。
大きめのマグカップのコーヒーをガブ飲みして過ごしていると、みるみる寒気や鼻づまりが消えて行き、ほのかな闘いに勝利したゆとりの一時が訪れてくれました。
ありがたいです!程良い☆恵み多き陽の光は。

夕暮れ過ぎ小雨混じりのジョギングの途中に、神社の秋祭りに出会いました。居並ぶ露天屋台の多さ、雨をも仲間に誘い込んでの大賑わいに、くすぐられし我が祭心を置き去りに、人波を迂回して流行りの大型衣料品店の前を通りかかました。
すると、大人しく利口そうなシープドッグ系?が入口ドア横に寝そべってご主人の出てくるのを待ってる風でした。
飼い主から全幅の信頼を得ている証が、鎖に繋がれずにいる事で分かります☆
僕が足を止め誘いの口笛を吹けども無反応♪(これまでの経験上、何もせずとも僕が放つ犬好き親波を彼らは探知し、近寄るだけで歓迎リアクションを起こされる確率は高く、そしてその上を行く反応が利口な証の無反応とも解しています。むろん勝手な見解です。)
一見の犬好き如きに動揺しない彼のしつけの良さが益々気に入り、彼の目線まで身体をたたんで話しかけると、先ずは耳で反応し、その後一瞬上体を起こし僕の事を一瞥してくれました♪
がしかしまた何事も無かったように、より可愛さ倍増な元の待機の姿勢に戻り、一幕が下りた訳です。

振り返れども、期待通り彼の見送りは無く、小雨がらみのジョギングに戻りました☆ 〜とさ〜


まさとし
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汗をかかない日
涼しさ飛び越え肌寒の室温に、汗が流れる訳もなく修行終了。
待ちわびてた高い青空の到来に、何の企ても無くも早めに出かけてみる事にしました。

伝授な時間までの間のさまよいで、心地良き陰影を街に創る陽射し以外の収穫は見つけられずスタジオ入り。
模範の為の生楽器触れで、未だ痛みの存在を主張し始める左手に不安再燃★
それでも充実時間を楽しく終え、持ち歩きのサングラスを薄めの方にかけ換える頃には、人波につられ寄せ返した長歩きが幸いしての空腹支配が始まり、何年ぶりの本格とんかつを食べに行く事にしました。
汗の後押しの無いビールの味に反して、サクサクな衣に包まれた柔らかい箸切れヒレカツの美味い事☆

しかし昼間のドラッグストアの呼び込み青年の「お買い得デスヨ〜!超〜お買い得!」、の連呼の不思議。
アーケード全体に響き渡る大音量から、僕が彼の目の前を通りかかるあたり「超〜お買い得!」の下りでトーンを下げ、僕だけに囁くかのような声に変えたのにはどんな意味があったのかな?!
一瞬ハッとさせられはしても、入店の気持ちを誘導する役割は果たせてないのだが♪

遊ばれたかな?


まさとし
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恩師からの手紙☆
長い時を隔てての先生との再会は2002年、ミュージカル‘魔法の黄色い靴’の公演で福岡市民会館を訪れた時の事でした。
終演後楽屋口に僕を訪ねて来られたお姿は矍鑠とされ、お変わりなく優しくも気丈な様は、僕が小学校当時を思い出すに充分でした。
有り難くもまさかな事に、これまでもチューリップの福岡公演には幾度か足を運ばれて頂いてたそうです。

それに僕が幸運にも制作を依頼され形となった博多小学校校歌『奇跡の扉』の存在を既に御存知で、県の校長会等で、御列席の校長先生達を前に「歌詞の素晴らしさを解き(先生のお言葉です。)聴いてもらった。」、とのご報告を頂き、五十年を経ての再会も急激な暖かみを胸に帯びて行きました。
その後幾たびか福岡公演でお会い出来ましたが、ある時、健康上のご都合で、「君のステージを観るのはこれが最後です!」と宣言されてからは、年始のハガキの行き来だけとなっていました。

先生との出会いは昭和32年御供所小学校入学時、僕の担任の先生でした。
一般の学校での授業生活に不向きな僕の眼力や、虚弱な身体や、痩せた自信を心配され、いろいろご苦労をおかけしたものです。
思い起こせば新入生歓迎遠足の時、本当は五年生が手を引いて行くのが慣わしの行き帰り道。先生自ら僕の手を取り、意味を成さない危険から守って頂いたのを覚えています。
喘息で長期間学校を休んだ時は、連日居残りで1人授業をやって頂き、遅れてた勉強領域を満たしてもらえました。
おかげで、テストでは各教科が、思いの外の高い点数を取る事が出来たりと、僕の微かながらも生きて行く為に不可欠な、内なる自信の炎を灯して頂いた事にもなる訳で、尽きぬご恩を感じる次第です。

今回の手紙を頂く前に、一通の暑中見舞いのハガキが先生から届きました。
添えられてた文面の内容からおそらく、恒例の僕の山笠ライヴのプロモーションの為出演した数本のラジオのどれかを偶然耳にされての事だと思い、毎年懲りずに出させて頂いている局関係の方々に何だか、改めてお礼を申し上げたい心境にもなりました。
返事のお手紙を書く際、博多小創立十周年の記念式典の為に新たに創作した、博多小学校第2の校歌‘街を渡る汐風’‘奇跡の扉’のCDと‘百年山笠’‘そうたい’のCDをお送りする事を付け加えました。

そしてディスク郵送直後に、先生から送られて来たのがこの手紙です☆

入学当時から、将来を案じてた生徒の、一人立ち出来た喜びを、御自分の幸せのように宝物のように例えられ、殊の他評価して頂いた僕の作品に対し、身に余る有り難い言葉の数々が綴られていました。
こみ上げる思いで先生の文章を幾度も読み返し、手紙の持つ心を伝え得る力、存在意味を、遅蒔きながらこの歳で今更知る事となりました。
頂いた数日間はバッグの中のポケット部にしまい込み、お守りのように持ち歩いたものでした。

勿論今では、いつも目の届く場所に、大切に保管しています☆

長いスパンでの恩師との交流を与えてくれた運命に、感謝したい。


まさとし
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微痛
ここ3・4日、左手の甲や手首の天井側に微痛が走ります?手を上に反らせると、壁にもうかつに左手を着けない感じです。
歐林洞の翌日ではなく、1日置いたあたりから現れたので、使い過ぎによる腱鞘炎等の疑いは薄い訳で、チト不安。
最初は、寝違えたのかも?と気にも止めないでいたのですが、加齢は未体験ゾーンの鍵を幾つも有しているようで、一晩寝ればとの思いで次の日の朝を迎えても、痛みが治まる方向へは向かわないみたいなのです。

幸いにして10月2日までリハーサルだけでステージはありません。
だからと言ってスティックを手にするのは日々の事なので、停滞している痛みをあえて呼び込まない、出来得る限りの脱力に重きを置いたグリップでのトレーニングを心がけるようにしています。
意識的に柔らかく握り、ボリュームを抑えた軽いスティックワークに終始するのです。

しかしこんな時は、筋力を後退させない為の基礎メニュー消化に追われる日々と異なり、普段踏み出せない、より効率の良い省エネフォームやグリップを開発のチャンスとも考えられもします。
勿論痛みがいずれ癒える事が前提ですが。

怪我を抱えてグラウンドに上がったバッターが、痛みの少ないバッティングを心がけている内、力の抜けたフォームで活躍したりするあの感じを模索するのです。

実は体内治癒防衛軍が痛みの侵略に、今日あたりから初の戦果を上げ始めたからのこその、ご報告な訳です☆


まさとし
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お別れ☆
熱帯夜から僕をかばってくれた“竹”の敷布です。
彼のヒンヤリした折角の魅力が仇にならない内に、そろそろ踏ん切りを付けて来年までのお別れを告げる時が来ました。
余りに分かりやすい季節の変わり目な 秋分の日 のおかげです。


まさとし
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歐林洞magic☆
歐林洞 マジックゲイト☆




pet drum との再会♪




歐林洞余韻☆

中1日を置いても、緩やかな余韻は未だ続いています。
全員揃って演奏出来たのはこの日のリハーサルで二度目。
お互いの距離感や気の集合場所が次第に飲み込めて来て、やるほどの奥行きが楽しそうなユニットの存在に、今回限りでは勿体無い感じが、リハーサルを終えるあたりから既に芽生えて来ていました。
そして本編の終盤を迎える頃には、このまま演奏をし続けたい未体(験)な、不思議な心地がまとわりついて来てくれていました。

ご来場の皆さん、御一緒して頂いてありがとう!




またいつの日か必ず♪




−歐林洞翌日−


夏と秋が同席の七里ヶ浜♪

勢いは未だ灼熱クラスの太陽の下、浜辺にテントの華が咲き、ボードを抱えた日焼けした人達が行き交い、荒い波にも引けを取らない卵サーファーの子供達が浮き具でハシャぐ♪
未だ8月を想わせる休日な七里ヶ浜☆




ビコーズ♪ のふる里 あぶずりへ♪




幾度も体感したはずの葉山の夕日☆


まさとし
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眩しきはピアノのおけいこ♪
小学三年生の時、母親に連れられて博多中洲の映画館で観た‘サーカスボーイ’と云う洋画(主役は後にモンキーズのドラマーとしてデビューする子役時代のミッキー・ドレンツ。確かに着火され心揺すられたはずの内容ストーリーは忘却の彼方★)の影響で、バイオリンを弾きたい衝動が芽生えたのを覚えています。
突如膨らんだ強い憧れを勢い母に伝えましたが、せがんで入ったそろばん塾を止めたばかりだった頃、「どうせ長続きはせんめいもん!」の言葉であえなく一蹴されたものでした。

そして時は流れ確か五年生の頃、音楽の授業で聴かされたシューベルトの歌曲‘魔王’ の怒涛の三連符渦巻くピアノに異様に惹かれ、又しても強い修学意欲が顔を出し始めました♪
しかし、高学年だし今度こそは!の意気込みも母には届かず、あえなく何もかもをモグラ叩き?な論破の返り討ちに♪

教室の教壇に一番近い、最前列の席にいても黒板の文字さえも満足に見えない拙い眼力★
万が一理解出来たとて不可能な譜面読み見での難行?を、これ以上増やしても仕方がないとのひょっとして先回りな親心だったやも知れません??
その後もずっと弦楽器や鍵盤に対する仄かな片思いは続き、それはドラムと出会った後も、片隅に生き残っていました。

“オールウェイズ”時代、国立音大のイベントに招かれた事がありました。
楽屋として使用していた教室のグランドピアノを前に不意にひらめいた私♪
ものは試しと‘魔王’話を切り出してみました。
すると流石は音大の学生さん!楽屋係の中でやれる人が手を挙げてくれて早速、歌曲魔王の生ライヴを披露してもらえたりしたのです。
目の前の贅沢な出来事に幼い心が呼び戻され、痛く感動のひとときに、ステージ本番前の集中力が席を譲る程でした☆

今回で二度目となる、愛しき想いの音色を奏でる人達とのコラボが、鎌倉“歐林洞”でのイベント☆
既に、このホールでの生ピアノや弦楽器の、空間を鮮やかに染める響きを体感しているだけに、前回にも増して明日は楽しみな日な訳なのです。


まさとし
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