Martintonの日々

1、人生初の角膜移植手術へ
ストレッチャーで病室から運び出されるのは初めて。これまでの手術の際は車イス移動だったので、ストレッチャーに横たわる瞬間、構え心の鼓動ギアが、切り替わるのを感じました。
エレベーターの上下動や廊下カーブのたわみ毎に、胃が浮く様な不快感に早めの緊張も同乗して来ました。

手術室独特の計器ノイズの中。ストレッチャーから手術台に移される時の「イチ・ニイ・サン」に、救命救急シーンが急浮上(笑)♪感触楽しむ、分からぬゆとりに、苦笑♪

右耳部分だけ外した上田マスクを残し、右目周り以外の全てが覆われて行き、過去何度か体験した仮面で被われた内側にいる様な世界を、構われない左目で味わう中♪
手術内容確認の声が仮面の上を跳び、手術開始。

同病院の前回手術(昨年11月)開始の際。「少し痛いですが我慢して下さい!麻酔注射を打ちます!直ぐに楽になりますから」。重い激痛後、次第に感覚が無くなり、全て先生にお任せ状態に入ったのですが、今回は違っていました。

先ず、超ど級の激痛注射は無く、念入り消毒拭きの後、チクチク・イチイチ・イタイタ注射の乱れ打ちに始まりました★
そして、なすがままなだった前回とは異なり、厳しい指示が飛びます。
「上田さん真ん中を見て下さい!」「もっと左です!そこから少し上の光の方を見て!」?光なんぞ見えないショックの中。「光が、見えません」上田告白!それには反応無く?「なるべくそこを動かさないで下さい」と返され、もう必死で読めぬ真ん中辺りを、とにかく感覚で死守!
お任せ手術の想定外れ、患者参加型手術を初体験(笑)☆
手術部位に過敏でいながらも、僕の角膜が何時剥がされ、頂いた角膜が何時装着されたのかは、分かりませんでした。ただ執刀の先生の「あと何分?」に「五分です」、、「あとどのくらい」「20秒です」の暫く後に「上田さん手術終了しました」と告げられた辺りで、ひとまず一幕。




まさとし
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