感謝☆心底から。
今回、今更ながらに絶妙だったと痛感しています。右目の網膜剥離の手術を、タイミングを。久々にはまっている読書で、左目が殆ど使い物にならない現実を味わうと、「本など、永久に読めなくなっていたかも」と、その思いを強くします。 四年前の夏。 他の眼科医院で回り道をした分の危うさの中、左目の手術当日。 その朝まで微かにくっついていたはずの網膜が、手術前に急速に全部剥がれ、光さえ感じれない何も見えない世界を経験。 すんでのところで、失明への崖っぷちから救って頂ました。 がそんなところからの帰還上、仕方の無い事ですが、左目は元の状態には戻れませんでした。 去年9月、二日間の大阪公演を終えた翌日。 過去の左目経験を踏まえた緊急なる右目の訴えに、早朝の新幹線で東京の眼科医院へ。 向かう途中「絶対今日!手術をやってもらうしかない」と強く願いにも似た思いで、心は急いでいました。 前回の、左目の剥離手術の時からお世話になっている先生は、毎日朝晩の手術で沢山の患者さんの目を救っておられる有能多忙な方。 進行の遅い白内障の手術を僕が予約すると、順番待ちで4カ月先が当たり前 だったりの人気の名医さん。 そんな先生のとこに突然やってきて、図々しく今日!とは、言い出せない訳で。 しかし前回の左目網膜剥離の時のカルテで、剥離が始まると僕の場合進みが早いと分かると、「急いだ方がいいと思います!明日入院してもらって、明後日に手術をしましょう」と言われました。 流石の素早い対応に感謝もしましたが、その明後日は市川公演★ 代わりをどうしても立てられない事情をご説明し、市川公演直後、国際フォーラム前の手術案も出ましたが、それではやはり遅過ぎる危険性があると判断され遂に! 「…では今から入院の手続きをしてもらって夜、本日の一番最後に手術を行う事にします!」と言って頂けました。 内心「良かった!これでなんとか乗り切れるかも」と勝手に叫んだものです。 今思うと我ながらの強引さに驚きもしますが、やはり、あのタイミングを逃したくない直感に支配を許していたのでしょう。 今 文庫本の‘永遠の0’(相方の山本圭右☆のご推薦)にのめり込める事も、手術直後にステージに臨めたのも、今の走りが出来ているのも、右目を元の状態に引き戻して頂いた、その先生のおかげです。 今更ながら改めて、心底から感謝している次第。 さて!明日は今年初の六本木アビーロード♪ “RV−9”のステージ☆ ダス! ![]() 26/Jan.2013 [Sat] 17:50
|
|
Copyright © Masatoshi Ueda & Yellow Post All Rights Reserved.
シンガー兼ドラムスと忙しい毎日の合間をぬっての治療はさぞかし大変なことでしょうね。
そんな上田さんにエールを送ってしまいたいような気持になってしまいます。