Martintonの日々

空気☆
アビーロードの一日は、二度寝の夢見から始まりました。
一度ぼんやり目覚めた後枕元のリモコンを手に、東京マラソンの長時間特番テレビを流しながら横になっていると、いつの間にか再び眠りに戻っていたようです。
乾いた破裂音が耳に入り、スタート時間に間に合わなかった事に気づきましたが、とにかくスタートラインを目指しました。
ハシャぎ迫る大勢のランナーの流れに逆行し、係の人に尋ねながら。
何故か僕の胸にゼッケンはありません?

たどり着いたラインから律儀に走り出して直ぐのところに、やけに尖った2つの屋根付きのテントがあり、なんだか給水所のようでした。
まだ早過ぎる気もしましたが、早くレース気分が味わいたくて中に入りました。
長椅子に座り、差し出された逆三角錐の器に注がれてた、下から青赤白に色分けされたカクテルのような不思議な液体。
味あわず飲み干し、再び走りに戻ろうとすると、大会係員のような帽子を被ったおじさんからそっけなく、壁にある料金表を指差され、二千五百円を請求されました。
訳が知りたくてもめましたが、レースに戻りたく、理不尽なおじさんの顔の証拠写真の為、スマートフォン(実は持っていません)を取り出し2・3枚収めました。が、今度はおじさんが真っ赤な顔になって怒り出し、強引に僕からスマートフォンを取り上げ左手に持ち、右手の拳で何度もやり難そうにこずき、遂にはヒビだらけに出来てしまいました。
でも携帯の様子から中の写真は大丈夫か!とも思いましたが、後で証拠となる確実な写真が欲しくて、走りながら携帯で周りを撮りまくっている長身若手の市民ランナーにお願いして、テント外から、とっくに安心しきっているおじさんの姿と料金表を携帯に収めてもらったあたりが、二度目の目覚めでした。

テレビではブラックパワー4人に挟まれ、この日の日本人ヒーローとなるひとが、集団のなか孤軍奮闘中でした。


さて2月のレボキューアビーロードは、ギターに六本木な小沢勝巳を迎え入れてのコラボ日。
たとえば、声質や声量に則してこちら側の発声を調整し、その人が佇めば舞い降りて来る色を感じて自分の役割を創ります。
また、仕草が風を作れば、その風に吹かれてみて、ユニットの風にアレンジしようと共演者はするものです。
メンバーが一人入れ替わるだけで、こうもと思える程ユニットの空気色合いが変わって感じるから不思議。
今日の自分達の全体像を把握するのに、ひと手間でしたが、愉快なアクシデントを取り込みながらの楽しいステージとなりました。

ある意味、いつの間にか複雑にパズル化したレボキューの、歴史を感じてしまう一日でもありました。

そう言えば、モニターで袋小路なメンバーに対し、なごみを送るつもりの冗談(歌い出しの半端可笑しさ)が冗談に届かず不成立★
お客さんにもメンバーにも伝わらぬ結果となり、図らずも墓穴を掘ってしまった可哀想な4ステージ目のワタシ♪


まさとし
2012_2月 : comments (1) : trackback (x)
コメント
ステージお疲れ様でした♪

えぇぇーーー!!
あれはなごみを送るつもりの冗談だったんですか〜?Σ(゚∀゚*) ウッソ〜ン !

あのまんま、真正面から受け止めました、私(笑)
小声でのナイスな返しには笑いましたけど(●≧艸≦)゛

いろんな意味で えぇぇ〜〜〜!!!(笑)

でも何が一番面白いって、この裏話に一番笑いました(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
nao : URL : : 01/Nov.2014 [Sat] 0:11 : Q/6dDN4.
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