手雲海
山の頂き近くにその昔お寺がありました!
まだ義務教育を受けれる年齢に満たない頃、年に2、3回暖かい時期を選んで幾年か登らされたものです!(親戚の人達数人と山寺にお参りするために。)緩やかな山道のうちに一人はしゃいで力を使い果たし、険しい肝心の急斜面では毎度両親の手にぶら下がり、お荷物と化していたように覚えています。随分遠く淡い記憶です。
大分公演帰り、博多での用事の付録で気まぐれに登ってみました♪
『三日月山』と云う山です。たかだか標高は東京タワーよりも低い272メートル、子供の頃の大変さは感じないだろうとの思いは、大きく裏切られました!と云うか、昔登った登山道が見つけられず、愛好家好みの本格的なコースを選択してしまったらしいのです!出会う人達の服装と私の場にあるまじき軽率な町着との違和感でそれを悟った訳です。
一応なんとか登頂を果たし、素晴らしい見晴らしに包まれた山頂に集う、ひたすら楽しげで気さくな人達と共に達成感を共有出来ました!♪
がしかし、私の頭の中に残る映像と重なる場所へは遂に行きつけませんでした。多少の残念な思いが、尚更いとおしい絵として頭の片隅に居座ってしまいました。
お寺さんは御健在なのでしょうか!?いつの日か☆です!
2008.01.27