太宰府のタイムトンネル
物心ついてから毎年三社参りのトリを飾っていたのが、太宰府天満宮。
晴れやかな参道で正月を満喫☆親に郷土玩具をねだり、池に架かる過去・現在・未来の太鼓橋を含む三つの橋を登り渡り、清めの手洗いを済ませます。行く度に[飛梅]の不思議なる云い伝えをセットのように思い出しつつお詣り。破魔矢や御札を頂いた後、おみくじで恒例の一喜一憂の時♪
そして本殿両脇の小さな門をくぐり後ろに出ると、境内敷地内に歴史ある数軒の茶屋を配したお庭が広がります。決まりの如く軽く舌をヤケドしながら、アツアツの梅ヶ枝餅を好みの茶屋にて美味しく楽しく食します。そののち丘の上の古い吊り橋を、恐々ハシャギ渡りして三社参りの終了です☆
締めは境内内一番奥の、下界へ?繋がる小さなトンネル♪あの頃ここを通って外へ出ると、天満宮の気に包まれた夢のひとときから突然現実に戻されるような淋しさを覚えた事を思い出します。あの宮崎駿アニメに出て来そうな存在感☆幼心は勝手に太宰府のタイムトンネルと命名していました。
そろそろ太宰府は梅の季節の始まりです。
2009.01.06