ヒサばあちゃんとお百度
何かが僕に起こった時も、また何も起きなくても、ばあちゃんは幾度も僕の為にお百度参りをしてくれました。僕の届かぬ視力が良くなるようにと。光が駄目で色弱で近くも遠くも見えないもどかしさを、自分の事のように理解してくれていました。「あたき(私)の目を引き換えに出来るものならな〜」口癖でした。
僕がくじけそうになった時 何度も生きて行く自信を、撥ね除ける元気を注入してくれました。そろばんより早い暗算力の持ち主で他界間際までボケとは無縁の人でした☆☆☆
金刀比羅さんの階段の途中でこの石碑?を目にした時、おばあちゃんの姿が目に浮かび胸が詰まったのを思い出します。
凄い雨音にチト早過ぎる目覚めの朝です。
2008.04.18