◆ Song Lylics / Words ◆


『百年山笠』

作詞・作曲/上田雅利 編曲/小泉信彦



眩しい陽射しを浴びて 流舁きが走り出す
招き板持つ子供達 はしゃぎ 笑顔が揺れる

父親に抱かれ震えてた 山笠が迫り来る音に
幼い日が甦る かき縄 水に浸す

遠い昔に走り去った
彼方の山笠への想い
一度もこの目で見たこともない
伝説の中で生きる

箱崎浜のお汐井が 祭りのこの身を 守る
朝山 追い山ならし 山見せ 川を渡る

去年までとの違いは 勢い水 虹を架けて
俺達の町へ 山笠が 百年隔てて入る

祖父も父親さえ 叶わなかった
山笠が この町を走る
高い空から見守ってくれ
涙汗の俺を

山笠が誇り 博多の人は
出るも見るも ひとつに溶け
オイサ響く 博多の町へ

祖父も父親さえ 叶わなかった
山笠が この町を走る
高い空から見守ってくれ
涙汗の俺を

友と語り 夜を越えて
昆布にするめ 冷や酒貰い
気合い纏い おくしださんへ
伝統を守り受け継ぐ
オイサ響く 朝焼けの空

眩しい陽射しを浴びて 流舁きが走り出す
招き板持つ子供達 はしゃぎ 笑顔が揺れる